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スウェーデンの経済そして農業
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スウェーデン |
スウェーデンは、広大な森林、豊富な鉄鉱石、膨大な水力資源を原動力として工業化をはかった。企業の90%以上は民間企業だが、実質的には政府が経済に積極的に介入し、変動を抑制している。 生活水準は世界最高の部類に入る。1980年代のバブル経済がおわって、91年以降深刻な不況にみまわれ、政府は完全雇用と高福祉という伝統的な政策を考えなおして、公務員数の10%削減、社会福祉費の縮小、電電公社や電力会社など公共企業の一部民営化をはかった。91年初頭の税制改革では、所得税は一部の高所得者をのぞいて減税され、消費税やサービス税は増税された。90年代半ば以降は、世界経済の影響をうけながらもスウェーデン経済は基本的に好調で、失業率も他のヨーロッパ諸国にくらべると低いが、移民や若年層の雇用問題は解決されていない。 |
スウェーデンの農業
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耕作可能な土地は国土の7%(2005年推計)だが、食糧をほぼ自給している。スウェーデンは土地がやせており、隆起のはげしい地形で、作物の生育期間も短いが、多量の肥料の散布や機械化といった科学的農業経営によって、穀物の生産性を高めた。農業は南部の低地、とくに肥沃なスコーネ平野で集約的におこなわれている。 農場の規模は多様だが、近年は小型農場が大型農場へ吸収される傾向にある。なお、農林水産業に従事している者は全人口の2%にすぎず、農作物はほとんど国内消費にあてられる。第2次世界大戦以降、一時的に酪農は減退したが、現在では酪農製品、とりわけ乳製品が重要な位置を占めている。おもな農作物は、コムギ、オオムギ、オートムギ、ライムギ、ジャガイモ、ナタネ、テンサイなど。ほかに牛、豚、ヒツジ、ニワトリの飼育も盛んで、ミンクの毛皮の生産地として知られている。
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スウェーデンの馬 Foto E. Buchot |
重大な環境問題として酸性雨があげられる。酸性雨は土壌を劣化させ、建築物を損傷し、水路を酸化し、森林を枯らす。スウェーデンは意欲的な環境保護プログラムをくみ、自国の酸性雨の原因となるものを大幅に減らすことに成功している。また地球温暖化の防止策として、いちはやく二酸化炭素排出税を導入し、二酸化炭素排出量は5.81t/人(2002年)という数値をしめした。近隣のノルウェーでは13.90t/人(2002年)、フィンランドでは12.03t/人(2002年)である。大気汚染、とりわけ酸性雨への対策として硫黄税も導入しており、1970年に入ってからは硫黄酸化物排出量が3分の2以上削減された。スウェーデンに酸性雨をもたらす大気汚染のおもな発生源は、周辺諸国である。また、国内の土壌の酸化レベルも、外国からの汚染が原因で上昇しつづけている。 農場からの窒素流出が原因で、国内の湖のほとんど、および北海やバルト海でも深刻な汚染がすすみ、さらに栄養塩が蓄積される富栄養化現象がおきている。富栄養化は水中植物を大繁殖させ、動物は減少する。1988年には、汚染がもたらしたウイルスの大発生により、近海のアザラシの65%が死滅した。"スウェーデン" MicrosoftR EncartaR Online Encyclopedia 2008http://jp.encarta.msn.com c 1997-2008 Microsoft Corporation. All Rights Reserved. |
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