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ギリシャの経済
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ギリシャ |
ギリシャはもともと農業国で、今日でも経済の中で農業のはたす役割は大きい。第1次世界大戦後に発展しつつあった産業は第2次世界大戦とその後の内戦でほとんど崩壊し、それ以来、工業部門の発展は燃料不足などもあってすすまなかった。しかし1970年には、年間の総生産に占める工業の割合が農業をうわまわった。ギリシャは世界有数の海運国と観光国で、ともに重要な収入源となっている。1950年代以降、公営部門が急速に成長し、現在ではエネルギー、造船、通信、運送、保険、銀行などで全経済の約60%を占めている。また、80年代初頭からエーゲ海北部の海底からの石油採掘がおこなわれている。2005年のGDP(国内総生産)は2252億米ドル、1人当たりでは2万281.50米ドルである。
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ギリシャの農業お |
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農業、林業、漁業などの第1次産業従事者は労働人口の12%(2005年)で、GDPに占める割合は5.2%(2005年)である。1970年代以降、工業やサービス業への雇用をもとめて都市部へ移動する者がふえたため、農業人口は大幅に減少した(128万5000人(2004年推計))。相続による農地分割で農場の規模は小さく、効率的な機械化が進展しにくい。さらに、土地の乾燥と表土の浸食により収穫は多くはなく、農業生産高はじゅうぶんとはいえない。タバコが代表的な商品作物で、輸出にも貢献してきた。ほかにテンサイ、コムギ、トウモロコシ、オリーブ、トマトなどを産する。森林の3分の2は国有で、第2次世界大戦中にうしなわれた木々を再植樹してきた。漁業は小規模で、漁獲量の大半は国内で消費される。おもな輸出用の海産物はカイメンである。 鉱業が経済に占める役割は小さいが、褐炭、原油、ボーキサイト、鉄鉱石などが採掘されている。労働人口の22%(2005年)が工業に従事しており、GDPの20.8%(2005年)を工業が占める。アテネを中心に、食品、金属加工品、繊維、機械、石油、化学関係の工業がおこなわれている。電力の89%(2003年推計)は火力発電による。残りは、ピンドス山脈のアケロース川にある水力発電所から供給されている。 通貨単位はドラクマであったが、2002年1月1日にEU(ヨーロッパ連合)の単一通貨ユーロの紙幣や通貨の流通がはじまり、2月末をもってドラクマは法的効力をうしなった。最大の商業銀行はギリシャ国立銀行とギリシャ農業銀行である。 |
ギリシャの農業お Foto E. Buchot |
毎年の大幅な輸入超過は観光収入と外国ではたらくギリシャ人からの送金によってある程度相殺されるが、外国債と外国の投資にも依存している。1980年代末の輸入総額は120億米ドル、輸出総額は59億米ドルであったが、EU諸国との貿易の拡大の結果、2004年には輸入総額は528億米ドル、輸出総額は152億米ドルに達した。おもな輸入品は機械、自動車・車両、石油・石油製品、化学製品、食料品。輸出品は農産物、タバコ、繊維製品、石油・石油製品など。おもな貿易相手国は、ドイツ、イタリア、イギリス、フランスなど。トルコ、キプロス、マケドニア、ブルガリアなど近隣諸国への輸出も盛んである。"ギリシャ" MicrosoftR EncartaR Online Encyclopedia 2008 |
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